すっぽん鍋がおすすめ!おいしい作り方も紹介

すっぽんには、唐揚げ、煮物など色々な食べ方がありますが、やはり一番の人気を誇るのが、鍋です。
すっぽん鍋とは、どのような料理なのでしょうか?
また、すっぽんを鍋で食べることにはどのようなメリットがあるのでしょうか?
作り方についても解説します。

すっぽん鍋とは

すっぽん鍋は、京都を中心とした関西地方で食べられる、すっぽんを使った鍋料理です。
すっぽんの見た目が丸いことから、「まる鍋」とも呼ばれます。

鍋ですっぽんを食べることのメリット

すっぽん鍋の特徴は、なんといってもコラーゲンがたくさん摂れることです。
煮込めば煮込むほど、肉や甲羅の周辺のエンペラという部位が柔らかくなり、すっぽんのコラーゲンがたっぷりとスープに染み出します。
美容が気になる女性は、一度は食べてみたいと思われるのではないでしょうか。

また、食べられないといわれるわずかな部分以外はまるごと鍋に入れられ、残すところなく味わえるのもすっぽん鍋の良いところです。
栄養たっぷりのすっぽん鍋で体も温まり、食べたその日から元気が湧いてきそうです。

すっぽん鍋の作り方

それでは早速、すっぽん鍋の作り方をご紹介しましょう。

まずは、鍋に水とスライスしたしょうが、斜め切りにしたネギを入れ、蓋をしないまま沸騰させます。
次に捌いたすっぽんを一匹分入れ、アクをとりながら煮込みます。
この時、甲羅も一緒に入れるとよい出汁が出ます。
しょうがを取り出し、日本酒、醤油、砂糖などで味を整え、白菜や豆腐など好みの具材を入れ、火が通ったら完成です。

すっぽん一匹分で、だいたい3~4人分作れます。
味付けに自信がない方は、味付けをせず水炊きにしてポン酢などでいただいても美味しくいただけます。

ポイントは、水から煮ること、しょうがを入れること、蓋をせずに沸騰させることです。
こうすることで、すっぽん特有の臭みをとることができるのです。

シメの雑炊の作り方

すっぽん鍋の具材を食べ終わったら、残ったスープで雑炊を楽しむことができます。

スープの中に小骨などがあったら、まずは網などで取り除きます。
次に白米のぬめりを流水で洗い流し、鍋に入れて弱火~中火でひと煮立ちさせます。
溶き卵を流し入れ、卵が固まってきたら火を止めます。
最後に刻みネギなどを入れれば、できあがりです。

このすっぽん鍋で最後に雑炊を食べなければ、すっぽんを食べたことにはならないという通の方もいるくらい、すっぽん雑炊はとても人気です。

自宅でも気軽にすっぽん鍋を味わおう!

すっぽん鍋を食べたくても、専門店では値段が張ります。
かといってすっぽんを買ってきても、自分で捌けるか不安ですよね。

そんなときは、通販などでも捌いてあるすっぽんが鍋用として売られていることがあります。
それなら具材と煮込むだけなので、自宅でも簡単に味わうことができますよ。

[出典]
すっぽん料理にはどんなものがある?